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データで見る不動産取引

国土交通省の不動産取引価格情報から、全国・都道府県・市区町村の取引動向を可視化しています。

最終更新:2026年Q1分

全国取引件数

61,386件

-5.5%

国土交通省「不動産情報ライブラリ」(2025-Q4)

全国平均取引価格

4,157万円

+5.6%

国土交通省「不動産情報ライブラリ」(2025-Q4)

取引件数最多

東京都

7,117件(国土交通省「不動産情報ライブラリ」)

取引件数伸び率1位

徳島県

+16.6%(前年同期比)

着工・取引ともに多い地域

東京都・大阪府・神奈川県

住宅着工統計 都道府県別着工戸数(国土交通省) / 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(2024年)

全国の不動産取引は四半期6万件台で、2025年は前年比-3.3%です

国土交通省の不動産取引価格情報によると、全国の不動産取引件数は 2024-Q3=63,356 件、2024-Q4=64,947 件、2025-Q1=61,001 件、2025-Q2=61,317 件、2025-Q3=64,440 件、2025-Q4=61,386 件で推移しています。四半期あたり 6 万件台で、2025 年の平均 62,036 件は 2024 年(Q3・Q4 平均 64,152 件)と比べて -3.3% です。急減ではなく横ばい圏の小幅減という水準感になります。⚠️ 直近の四半期ほど集計が進んでおらず、確定値では上振れします。実際 2025-Q3 は一時 47,911 件と表示されていましたが、確定して 64,440 件(+34.5%)になりました。本サイトのグラフは集計途中が明らかな四半期を除外しており、直近値を確定値として扱わないでください。不動産取引の活発さは住宅着工の先行指標になりうるため、取引件数の増減を住宅受注の見通しに組み込む材料になります。

全国 不動産取引件数の推移

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ

取引件数は東京都が突出しています

都道府県別の取引件数を見ると、直近の完了四半期(2025-Q4)は東京都 7,117 件が最も多く、大阪府 4,938 件・神奈川県 4,798 件が続きます。以下、埼玉県 3,543 件・愛知県 3,470 件・千葉県 3,254 件です。上位 6 都府県で全国の 44.2% を占めており、人口集積・企業集中・再開発案件の豊富さが取引件数に反映されています。地方圏では取引件数が少ない傾向です。なお この統計の物件種別は 宅地(土地)・中古マンション等・土地と建物 の 3 区分で、新築か中古か、リフォーム需要かを識別できる粒度ではありません。自社の営業エリアの取引件数と物件種別構成を確認する材料として使ってください。

都道府県別 不動産取引件数

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ

取引件数は土地と建物が最も多く、全体の約半分を占めます

物件種別の取引件数を見ると、直近の完了四半期(2025-Q4)は 土地と建物 28,511 件(平均 5,371 万円)が最も多く、宅地(土地)19,442 件(2,809 万円)、中古マンション等 13,433 件(3,533 万円)が続きます。土地と建物だけで全体の 46.4% を占めます。3 種別とも同じリズムで増減しており、特定の種別だけが突出する動きは見られません。⚠️ ここでいう「土地と建物」は建物付きの土地取引という意味で、新築か中古かの区別ではありません。この統計から新築・リフォーム需要を直接読み取ることはできない点にご留意ください。

物件種別 不動産取引件数

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ

市区町村ごとの取引データを確認できます

都道府県と市区町村を選択すると、その地域の不動産取引件数と平均価格の推移を確認できます。たとえば取引件数が急増している市区町村は開発需要が高まっている可能性があり、新規営業先としての優先度が上がります。逆に取引件数が減少・平均価格が下落している地域では、新築よりもリフォーム・解体の需要が生まれやすくなります。

市区町村別 不動産取引動向

※ 市区町村データはリアルタイムでAPIから取得しています。表示に数秒かかる場合があります。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ

住宅着工と不動産取引の多い地域はおおむね一致しています

都道府県別の住宅着工件数と不動産取引件数を散布図にすると、東京都・神奈川県・大阪府など大都市圏は両方とも多く、正の相関が見られます(ただし大都市圏が外れ値的に大きいため、相関の強さは都道府県の偏りに影響されている点には注意が必要です)。一方で、着工の割に取引が少ない地域は新築供給が中心、取引の割に着工が少ない地域は中古流通やリフォーム需要が高い可能性があります。自社の営業エリアがどちらのタイプかを確認することで、新築とリフォームの事業配分の判断材料になります。

住宅着工 × 不動産取引(都道府県別)

住宅着工 × 不動産取引の都道府県分布(2024年)

※ 2024年の四半期平均値で都道府県ごとにプロットしています。住宅着工は月次データを四半期に集約しています。

出典:国土交通省 住宅着工統計 / 国土交通省 不動産情報ライブラリ

不動産取引の季節性は物件種別で異なります

物件種別ごとの四半期別取引件数を見ると、種別によって季節性のパターンに違いが見られます。年度末(Q1)の引渡し需要や転勤シーズンの影響が指摘されることが多いものの、全国合計ベースではQ1が必ずしも最多とは限らず、物件種別・年度によって動きが分かれます。ただしデータ期間が短いため断定はできず、今後の蓄積を待つ必要があります。新築引渡しやリフォーム着工のスケジュールを検討する際は、自社エリア・取扱物件種別の四半期別傾向を個別に確認することが有効です。

物件種別 四半期別 取引件数

※ 2025年Q3以降は集計途中のため除外しています。データ期間が短いため、パターンの確認には今後の四半期データの蓄積が必要です。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ

全国平均取引価格は横ばい〜弱含みで、建設コスト上昇ほどには伸びていません

不動産取引の全国平均価格と建設工事費デフレーターを重ねると、デフレーターが上昇を続ける一方で全国平均取引価格は 2024 年以降、四半期ごとの振れを伴いながら横ばい〜弱含みで推移しており、建設コストの上昇ほどには伸びていません。ただし全国平均は地域・物件構成の影響を受ける「混合平均」であり、エリア別・物件種別別の価格推移は別途確認が必要です。取引価格の伸びが建設コストの伸びを下回る状態が続けば、利益率の観点から警戒シグナルとして扱えます。

不動産取引価格 × 建設工事費デフレーター

平均取引価格(万円)|デフレーター(2020年度=100)

※ 左軸(折れ線)が全国平均取引価格(万円)、右軸(破線)が建設工事費デフレーター(2020年度=100)。取引価格は四半期データ、デフレーターは該当四半期末月の値。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ / 建設工事費デフレーター(国土交通省)

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出典:各省庁公式データ。最終更新日を必ずご確認ください。