現場メディア
▸ 経営者・管理職向け▸ 現場監督・施工管理向け▸ 若手・キャリア志向向け

沖縄県の建設市場データ

沖縄県の新設住宅着工・建設投資(出来高)・設計労務単価・業種別の業者数と完成工事高・不動産取引を、全国順位・全国平均とあわせて整理しています。全国集計は地域差を均してしまうため、営業エリアの実勢を見るにはこのページの都道府県単位のデータを使ってください。

最終更新:住宅着工 2026年8月分 / 建設投資 2026年7月分 / 労務単価 令和8年3月適用 / 業種別 2024年(年次) / 不動産取引 2026年Q1分 / 公共工事 2024年(年次)

新設住宅着工(直近12ヶ月合計)

11,663戸

+25.4%

建設投資・出来高(2026-07)

853億円

全国19/47位・シェア1.7%

普通作業員 設計労務単価

23,300円

全国29/47位(平均23,534円)

とび工 設計労務単価

35,100円

全国1/47位(平均30,166円)

不動産取引件数(2025-Q4)

482件

全国32/47位・シェア0.8%

公共工事 1者あたり契約額(編集部試算)

1.32億円

全国2/47位(全国平均0.57億円)

沖縄県の新設住宅着工は前年同期比+25.4%です

沖縄県の新設住宅着工戸数は、直近12ヶ月(2025-09〜2026-08)で11,663戸でした。その前12ヶ月の9,303戸と比べると+25.4%です。同じ期間の全国計は+0.2%で、全国の動きと沖縄県の動きが同じ方向とは限りません。自社の受注計画は全国トレンドではなく、この都道府県単位の系列で確認してください。

沖縄県 新設住宅着工戸数の推移

出典:国土交通省 住宅着工統計

建設投資(出来高)は全国19/47位、シェア1.7%です

沖縄県の建設投資(出来高、その月に実際に施工された工事量の金額換算)は2026-07時点で853億円でした。都道府県別に47県を比べると全国19位で、47県合計に対するシェアは1.7%です(シェアの分母は47県合計。国交省の全国表とは遡及改定のヴィンテージがずれているため使っていません)。受注額(契約時点)ではなく施工時点の実績であることに注意してください。

沖縄県 建設投資(出来高)の推移

※ 出来高ベース(受注額とは別指標)。都道府県別データは直近60ヶ月分のみ保持。全国比シェアは47都道府県の合計を分母に算出しています。

出典:建設総合統計(国土交通省)

沖縄県の公共工事契約額は2014年から2024年で+49.9%です

沖縄県の公共工事契約額は2014年の3,711億円から2024年の5,564億円へ+49.9%、契約件数は2,693件から2,585件へ-4.0%です。契約時点(受注時点)の集計で、実際に工事が施工された時点の出来高(上記「建設投資(出来高)の推移」)とは別の指標です。

沖縄県 公共工事契約額・件数の推移

契約額|契約件数

※ 原資料は建設工事受注動態統計調査。契約額(左軸)は百万円単位、契約件数(右軸)は件数です。

出典:社会・人口統計体系(総務省統計局)

沖縄県の建設業者数は2023年時点で4,212者です

沖縄県の建設業者数(社会・人口統計体系)は2023年時点で4,212者です。2019年(1,684者)から2020年(3,858者)にかけて+129.1%の断層があります。全都道府県で同様の動きが見られるため、集計方法の変更によるものとみられ、実際に業者数が急増したとは考えにくいです。当サイトではこの断層を実数の変化として扱っていません。長期のなだらかな推移としてではなく、断層の前後は別々の期間として見てください。

沖縄県 建設業者数の推移

※ 2019年→2020年に全都道府県一律の断層があり、原資料側の集計方法変更とみられます。当サイトでの補正はしていません。

出典:社会・人口統計体系(総務省統計局)

1者あたり公共工事契約額は全国2/47位です

沖縄県の公共工事契約額(2024年)を建設業者数(2023年、年がずれるため両方明示)で割った「1者あたり契約額」は編集部試算で1.32億円です。全国平均は0.57億円(全国計の契約額÷建設業者数)で、沖縄県は47都道府県中2位、最も高い石川県の1.40億円と比べると95%の水準です。契約額の絶対値だけでなく、建設業者数で割った1者あたりの数字が、営業エリアの「取り合いの激しさ」を示す判断材料になります。

沖縄県 1者あたり公共工事契約額(全国比較)

※ 契約額は2024年・建設業者数は2023年の値を用いた編集部試算です(1者あたり契約額=契約額÷建設業者数)。全国平均は47県の単純平均ではなく、全国計の契約額÷建設業者数(加重平均)です。

出典:社会・人口統計体系(総務省統計局)

沖縄県の設計労務単価は主要9職種中4職種が全国単純平均を下回っています

沖縄県の設計労務単価(令和8年3月適用)を主要9職種で見ると、4職種が全国単純平均を下回っています。都道府県で単価が設定されていない職種は表から除いています(0円ではありません)。順位の分母は職種ごとに単価が存在する都道府県の数で、47固定ではありません。単年データのため前年比は出していません。

沖縄県 設計労務単価(主要職種)

職種沖縄県全国単純平均全国順位
普通作業員23,300円23,534円29/47位
とび工35,100円30,166円1/47位
電工23,700円28,017円47/47位
型わく工32,300円31,162円17/47位
鉄筋工33,200円30,600円10/47位
左官31,800円30,285円17/47位
塗装工29,800円30,760円28/47位
防水工38,900円30,974円1/47位
内装工26,300円32,000円47/47位
沖縄県で単価が設定されている全40職種を表示
職種沖縄県全国単純平均全国順位
特殊作業員28,500円27,906円20/47位
普通作業員23,300円23,534円29/47位
軽作業員18,100円18,166円20/47位
造園工24,700円25,783円36/47位
法面工28,800円31,777円44/47位
とび工35,100円30,166円1/47位
電工23,700円28,017円47/47位
鉄筋工33,200円30,600円10/47位
鉄骨工25,000円28,419円47/47位
塗装工29,800円30,760円28/47位
溶接工29,700円32,262円42/47位
運転手(特殊)32,400円28,840円6/47位
運転手(一般)28,700円25,304円5/47位
潜かん工41,100円38,770円2/47位
潜かん世話役50,300円47,443円2/47位
さく岩工38,200円37,010円24/40位
トンネル特殊工36,300円45,791円47/47位
トンネル作業員28,900円32,877円47/47位
トンネル世話役47,700円47,557円20/47位
橋りょう特殊工41,100円35,440円1/47位
橋りょう塗装工32,500円37,257円44/47位
橋りょう世話役47,700円43,079円2/47位
土木一般世話役35,000円31,585円6/47位
高級船員30,100円36,579円47/47位
普通船員28,800円29,694円26/47位
潜水士55,400円50,513円8/47位
潜水連絡員34,000円34,372円22/43位
潜水送気員37,800円33,183円3/47位
型わく工32,300円31,162円17/47位
左官31,800円30,285円17/47位
配管工23,500円27,015円47/47位
はつり工29,800円30,806円47/47位
防水工38,900円30,974円1/47位
サッシ工33,600円32,772円14/43位
内装工26,300円32,000円47/47位
ダクト工22,200円26,406円47/47位
保温工28,000円28,570円36/47位
設備機械工25,500円28,985円47/47位
交通誘導警備員A16,800円18,866円46/47位
交通誘導警備員B14,300円16,351円46/47位

※ 50職種のうち、沖縄県で単価が設定されている40職種のみを表示しています。設定の無い職種は行を出していません(0円ではありません)。 全国順位の分母はその職種の単価が存在する都道府県の数で、47固定ではありません。

50職種分の単価一覧(都道府県ごとに単価設定のある職種のみ表示)は都道府県別・職種別の参照表で確認できます。単価に含まれない諸経費や、歩掛への掛け方も同じページにまとめています。

※ 令和8年3月適用の単年データ。前年比は算出していません。単価が設定されていない職種は行を出していません。全国単純平均はその職種の単価が設定されている都道府県だけの単純平均で、編集部集計です。国交省が公表する職種別の全国平均値は加重平均値(令和2年度の標本数によるラスパイレス式)のため、都道府県の単純平均とは一致しません。

出典:公共工事設計労務単価(国土交通省・農林水産省)

沖縄県で業者数が最も多いのは建築工事業(1,550者)、10者以上の業種で1者あたりが最も大きいのは一般土木建築工事業(14.39億円)です

建設工事施工統計調査(2024年度)で沖縄県を業種別に見ると、元請完成工事高が最も大きいのは一般土木建築工事業の4,806億円(334者、1者あたり14.39億円)です。業者数と1者あたりの金額は必ずしも一致しません。同じ県の中でも1者あたりの規模は業種によって大きく開きます。全国集計でも業種別の全国値でも出ない数字で、自社の業種が県内に何者いて、いくらの商売になっているかを見る材料になります。数値は施工した場所ベース(会社の所在地ベースではありません)で、完成工事高は元請分のみです。

沖縄県 業種別 業者数 × 元請完成工事高

業種業者数元請完成工事高1者あたり業者数 全国順位
一般土木建築工事業334者4,806億円14.39億円9/47位
建築工事業1,550者3,172億円2.05億円33/47位
土木工事業173者619億円3.58億円47/47位
煉瓦・タイル・ブロック工事業204者504億円2.47億円9/47位
電気工事業436者435億円1億円26/47位
機械器具設置工事業150者326億円2.18億円45/47位
管工事業199者326億円1.64億円43/47位
電気通信工事業169者179億円1.06億円18/47位
内装工事業204者173億円0.85億円26/47位
木造建築工事業43者117億円2.72億円46/47位
建具工事業40者69億円1.72億円26/47位
とび・土工・コンクリート工事業76者49億円0.65億円37/47位
熱絶縁工事業55者49億円0.89億円29/47位
鉄骨工事業51者47億円0.92億円33/47位
塗装工事業49者39億円0.8億円47/47位
舗装工事業15者38億円2.56億円43/47位
大工工事業24者35億円1.44億円33/47位
鉄筋工事業8者16億円1.99億円11/29位
水道施設工事業7者9.12億円1.3億円41/47位
防水工事業7者9.12億円1.3億円45/47位
はつり・解体工事業16者8.5億円0.53億円34/47位
金属製屋根工事業6者8.33億円1.39億円34/47位
消防施設工事業9者7.24億円0.8億円44/47位
造園工事業9者5.95億円0.66億円41/47位
しゅんせつ工事業32者3.64億円0.11億円8/38位
さく井工事業7者1.26億円0.18億円37/47位
その他の設備工事業5者0.99億円0.2億円37/47位
屋根工事業5者0.46億円0.09億円46/47位
左官工事業1者0.04億円0.04億円40/45位

※ 施工地ベース(会社の所在地ベースではありません)。完成工事高は工事種類「計」×「元請」で絞った値で、下請分は含みません。大分類の見出し(総合工事業・職別工事業・設備工事業)は内訳の合計にあたるため、この表では除いています。標本調査の復元推計のため、内訳を足しても大分類の値とは完全には一致しません(2026年9月の実測で、差は業者数が最大3者・0.79%以内、完成工事高が最大4百万円・0.01%以内)。全国順位の分母は、その業種で業者数が1以上の都道府県の数です。

出典:建設工事施工統計調査(国土交通省、2024年度)

不動産取引件数は2025-Q4時点で全国32/47位です

沖縄県の不動産取引件数は2025-Q4時点で482件でした(前四半期比-2.0%)。データが7四半期程度と短いため、長期トレンドとしてではなく直近の動きの確認に使ってください。内訳は宅地(土地)240件・中古マンション等34件・土地と建物208件で、宅地(土地)が最も多くなっています。平均取引価格は4,463万円で、同じ四半期の全国平均4,157万円と比べると+7.4%です。この統計は宅地(土地)・中古マンション等・土地と建物の3区分で、新築か中古か、あるいはリフォーム需要かを区別できる粒度ではありません。既存ストックがどれだけ動いているかの目安として見てください。

沖縄県 不動産取引件数の推移

物件種別件数平均取引価格
宅地(土地)240件2,336万円
中古マンション等34件3,524万円
土地と建物208件7,070万円

※ 直近の四半期は国交省側の集計が途中であるため、実勢より少なく出ます。本ページのグラフ・数値は集計が完了している四半期のみを表示しています。全国平均価格は同省「不動産情報ライブラリ」の全国表の値です(都道府県別の合計・加重平均と一致することを確認しているため、そのまま比較に使えます)。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ

出典:各省庁公式データ。最終更新日を必ずご確認ください。