神奈川県の建設市場データ
神奈川県の新設住宅着工・建設投資(出来高)・設計労務単価・業種別の業者数と完成工事高・不動産取引を、全国順位・全国平均とあわせて整理しています。全国集計は地域差を均してしまうため、営業エリアの実勢を見るにはこのページの都道府県単位のデータを使ってください。
最終更新:住宅着工 2026年8月分 / 建設投資 2026年7月分 / 労務単価 令和8年3月適用 / 業種別 2024年(年次) / 不動産取引 2026年Q1分 / 公共工事 2024年(年次)
新設住宅着工(直近12ヶ月合計)
63,185戸
+5.7%
建設投資・出来高(2026-07)
3,350億円
全国3/47位・シェア6.5%
普通作業員 設計労務単価
26,800円
全国4/47位(平均23,534円)
とび工 設計労務単価
33,100円
全国7/47位(平均30,166円)
不動産取引件数(2025-Q4)
4,798件
全国3/47位・シェア7.8%
公共工事 1者あたり契約額(編集部試算)
0.73億円
全国12/47位(全国平均0.57億円)
神奈川県の新設住宅着工は前年同期比+5.7%です
神奈川県の新設住宅着工戸数は、直近12ヶ月(2025-09〜2026-08)で63,185戸でした。その前12ヶ月の59,752戸と比べると+5.7%です。同じ期間の全国計は+0.2%で、全国の動きと神奈川県の動きが同じ方向とは限りません。自社の受注計画は全国トレンドではなく、この都道府県単位の系列で確認してください。
神奈川県 新設住宅着工戸数の推移
出典:国土交通省 住宅着工統計
建設投資(出来高)は全国3/47位、シェア6.5%です
神奈川県の建設投資(出来高、その月に実際に施工された工事量の金額換算)は2026-07時点で3,350億円でした。都道府県別に47県を比べると全国3位で、47県合計に対するシェアは6.5%です(シェアの分母は47県合計。国交省の全国表とは遡及改定のヴィンテージがずれているため使っていません)。受注額(契約時点)ではなく施工時点の実績であることに注意してください。
神奈川県 建設投資(出来高)の推移
※ 出来高ベース(受注額とは別指標)。都道府県別データは直近60ヶ月分のみ保持。全国比シェアは47都道府県の合計を分母に算出しています。
出典:建設総合統計(国土交通省)
神奈川県の公共工事契約額は2014年から2024年で+84.7%です
神奈川県の公共工事契約額は2014年の7,504億円から2024年の13,860億円へ+84.7%、契約件数は7,648件から11,097件へ+45.1%です。契約時点(受注時点)の集計で、実際に工事が施工された時点の出来高(上記「建設投資(出来高)の推移」)とは別の指標です。
神奈川県 公共工事契約額・件数の推移
※ 原資料は建設工事受注動態統計調査。契約額(左軸)は百万円単位、契約件数(右軸)は件数です。
出典:社会・人口統計体系(総務省統計局)
神奈川県の建設業者数は2023年時点で19,042者です
神奈川県の建設業者数(社会・人口統計体系)は2023年時点で19,042者です。2019年(8,759者)から2020年(16,037者)にかけて+83.1%の断層があります。全都道府県で同様の動きが見られるため、集計方法の変更によるものとみられ、実際に業者数が急増したとは考えにくいです。当サイトではこの断層を実数の変化として扱っていません。長期のなだらかな推移としてではなく、断層の前後は別々の期間として見てください。
神奈川県 建設業者数の推移
※ 2019年→2020年に全都道府県一律の断層があり、原資料側の集計方法変更とみられます。当サイトでの補正はしていません。
出典:社会・人口統計体系(総務省統計局)
1者あたり公共工事契約額は全国12/47位です
神奈川県の公共工事契約額(2024年)を建設業者数(2023年、年がずれるため両方明示)で割った「1者あたり契約額」は編集部試算で0.73億円です。全国平均は0.57億円(全国計の契約額÷建設業者数)で、神奈川県は47都道府県中12位、最も高い石川県の1.40億円と比べると52%の水準です。契約額の絶対値だけでなく、建設業者数で割った1者あたりの数字が、営業エリアの「取り合いの激しさ」を示す判断材料になります。
神奈川県 1者あたり公共工事契約額(全国比較)
※ 契約額は2024年・建設業者数は2023年の値を用いた編集部試算です(1者あたり契約額=契約額÷建設業者数)。全国平均は47県の単純平均ではなく、全国計の契約額÷建設業者数(加重平均)です。
出典:社会・人口統計体系(総務省統計局)
神奈川県の設計労務単価は主要10職種中1職種が全国単純平均を下回っています
神奈川県の設計労務単価(令和8年3月適用)を主要10職種で見ると、1職種が全国単純平均を下回っています。都道府県で単価が設定されていない職種は表から除いています(0円ではありません)。順位の分母は職種ごとに単価が存在する都道府県の数で、47固定ではありません。単年データのため前年比は出していません。
神奈川県 設計労務単価(主要職種)
| 職種 | 神奈川県 | 全国単純平均 | 全国順位 |
|---|---|---|---|
| 普通作業員 | 26,800円 | 23,534円 | 4/47位 |
| とび工 | 33,100円 | 30,166円 | 7/47位 |
| 電工 | 31,500円 | 28,017円 | 2/47位 |
| 型わく工 | 32,700円 | 31,162円 | 13/47位 |
| 鉄筋工 | 31,600円 | 30,600円 | 14/47位 |
| 大工 | 30,400円 | 30,439円 | 19/41位 |
| 左官 | 32,800円 | 30,285円 | 10/47位 |
| 塗装工 | 36,300円 | 30,760円 | 2/47位 |
| 防水工 | 34,800円 | 30,974円 | 6/47位 |
| 内装工 | 34,800円 | 32,000円 | 7/47位 |
神奈川県で単価が設定されている全48職種を表示
| 職種 | 神奈川県 | 全国単純平均 | 全国順位 |
|---|---|---|---|
| 特殊作業員 | 30,900円 | 27,906円 | 4/47位 |
| 普通作業員 | 26,800円 | 23,534円 | 4/47位 |
| 軽作業員 | 18,200円 | 18,166円 | 18/47位 |
| 造園工 | 26,900円 | 25,783円 | 12/47位 |
| 法面工 | 31,700円 | 31,777円 | 24/47位 |
| とび工 | 33,100円 | 30,166円 | 7/47位 |
| 石工 | 32,900円 | 33,146円 | 18/26位 |
| ブロック工 | 32,000円 | 32,475円 | 11/20位 |
| 電工 | 31,500円 | 28,017円 | 2/47位 |
| 鉄筋工 | 31,600円 | 30,600円 | 14/47位 |
| 鉄骨工 | 29,700円 | 28,419円 | 13/47位 |
| 塗装工 | 36,300円 | 30,760円 | 2/47位 |
| 溶接工 | 38,900円 | 32,262円 | 1/47位 |
| 運転手(特殊) | 32,200円 | 28,840円 | 7/47位 |
| 運転手(一般) | 27,200円 | 25,304円 | 8/47位 |
| 潜かん工 | 37,100円 | 38,770円 | 46/47位 |
| 潜かん世話役 | 44,300円 | 47,443円 | 43/47位 |
| さく岩工 | 41,700円 | 37,010円 | 4/40位 |
| トンネル特殊工 | 41,800円 | 45,791円 | 40/47位 |
| トンネル作業員 | 32,000円 | 32,877円 | 38/47位 |
| トンネル世話役 | 42,700円 | 47,557円 | 47/47位 |
| 橋りょう特殊工 | 36,300円 | 35,440円 | 17/47位 |
| 橋りょう塗装工 | 36,400円 | 37,257円 | 30/47位 |
| 橋りょう世話役 | 41,000円 | 43,079円 | 38/47位 |
| 土木一般世話役 | 34,800円 | 31,585円 | 7/47位 |
| 高級船員 | 39,500円 | 36,579円 | 13/47位 |
| 普通船員 | 32,600円 | 29,694円 | 11/47位 |
| 潜水士 | 51,600円 | 50,513円 | 20/47位 |
| 潜水連絡員 | 37,000円 | 34,372円 | 12/43位 |
| 潜水送気員 | 34,500円 | 33,183円 | 20/47位 |
| 山林砂防工 | 32,300円 | 32,111円 | 16/27位 |
| 軌道工 | 56,800円 | 45,059円 | 6/46位 |
| 型わく工 | 32,700円 | 31,162円 | 13/47位 |
| 大工 | 30,400円 | 30,439円 | 19/41位 |
| 左官 | 32,800円 | 30,285円 | 10/47位 |
| 配管工 | 28,400円 | 27,015円 | 9/47位 |
| はつり工 | 31,100円 | 30,806円 | 13/47位 |
| 防水工 | 34,800円 | 30,974円 | 6/47位 |
| 板金工 | 34,900円 | 31,334円 | 6/38位 |
| タイル工 | 27,600円 | 26,163円 | 5/16位 |
| サッシ工 | 32,700円 | 32,772円 | 23/43位 |
| 内装工 | 34,800円 | 32,000円 | 7/47位 |
| ガラス工 | 33,300円 | 29,970円 | 8/46位 |
| ダクト工 | 29,000円 | 26,406円 | 8/47位 |
| 保温工 | 28,500円 | 28,570円 | 26/47位 |
| 設備機械工 | 27,900円 | 28,985円 | 35/47位 |
| 交通誘導警備員A | 20,200円 | 18,866円 | 8/47位 |
| 交通誘導警備員B | 18,700円 | 16,351円 | 2/47位 |
※ 50職種のうち、神奈川県で単価が設定されている48職種のみを表示しています。設定の無い職種は行を出していません(0円ではありません)。 全国順位の分母はその職種の単価が存在する都道府県の数で、47固定ではありません。
50職種分の単価一覧(都道府県ごとに単価設定のある職種のみ表示)は都道府県別・職種別の参照表で確認できます。単価に含まれない諸経費や、歩掛への掛け方も同じページにまとめています。
※ 令和8年3月適用の単年データ。前年比は算出していません。単価が設定されていない職種は行を出していません。全国単純平均はその職種の単価が設定されている都道府県だけの単純平均で、編集部集計です。国交省が公表する職種別の全国平均値は加重平均値(令和2年度の標本数によるラスパイレス式)のため、都道府県の単純平均とは一致しません。
出典:公共工事設計労務単価(国土交通省・農林水産省)
神奈川県で業者数が最も多いのは建築工事業(5,742者)、10者以上の業種で1者あたりが最も大きいのは一般土木建築工事業(34.57億円)です
建設工事施工統計調査(2024年度)で神奈川県を業種別に見ると、元請完成工事高が最も大きいのは建築工事業の18,051億円(5,742者、1者あたり3.14億円)です。業者数と1者あたりの金額は必ずしも一致しません。同じ県の中でも1者あたりの規模は業種によって大きく開きます。全国集計でも業種別の全国値でも出ない数字で、自社の業種が県内に何者いて、いくらの商売になっているかを見る材料になります。数値は施工した場所ベース(会社の所在地ベースではありません)で、完成工事高は元請分のみです。
神奈川県 業種別 業者数 × 元請完成工事高
| 業種 | 業者数 | 元請完成工事高 | 1者あたり | 業者数 全国順位 |
|---|---|---|---|---|
| 建築工事業 | 5,742者 | 18,051億円 | 3.14億円 | 4/47位 |
| 一般土木建築工事業 | 352者 | 12,167億円 | 34.57億円 | 7/47位 |
| 機械器具設置工事業 | 855者 | 9,079億円 | 10.62億円 | 6/47位 |
| 電気工事業 | 2,068者 | 4,106億円 | 1.99億円 | 2/47位 |
| 管工事業 | 1,915者 | 2,909億円 | 1.52億円 | 1/47位 |
| 内装工事業 | 2,336者 | 1,936億円 | 0.83億円 | 1/47位 |
| 土木工事業 | 1,051者 | 1,817億円 | 1.73億円 | 2/47位 |
| 電気通信工事業 | 458者 | 1,215億円 | 2.65億円 | 2/47位 |
| 木造建築工事業 | 601者 | 1,122億円 | 1.87億円 | 1/47位 |
| 煉瓦・タイル・ブロック工事業 | 706者 | 987億円 | 1.4億円 | 2/47位 |
| 塗装工事業 | 913者 | 950億円 | 1.04億円 | 3/47位 |
| とび・土工・コンクリート工事業 | 649者 | 758億円 | 1.17億円 | 4/47位 |
| 防水工事業 | 476者 | 600億円 | 1.26億円 | 1/47位 |
| 舗装工事業 | 74者 | 345億円 | 4.66億円 | 6/47位 |
| その他の設備工事業 | 23者 | 330億円 | 14.35億円 | 7/47位 |
| 大工工事業 | 626者 | 288億円 | 0.46億円 | 1/47位 |
| 熱絶縁工事業 | 244者 | 277億円 | 1.13億円 | 5/47位 |
| 建具工事業 | 43者 | 234億円 | 5.45億円 | 22/47位 |
| 鉄骨工事業 | 165者 | 194億円 | 1.18億円 | 5/47位 |
| しゅんせつ工事業 | 67者 | 165億円 | 2.47億円 | 4/38位 |
| はつり・解体工事業 | 235者 | 160億円 | 0.68億円 | 3/47位 |
| 水道施設工事業 | 26者 | 106億円 | 4.06億円 | 10/47位 |
| 消防施設工事業 | 49者 | 79億円 | 1.61億円 | 6/47位 |
| 造園工事業 | 92者 | 58億円 | 0.63億円 | 4/47位 |
| 石工工事業 | 95者 | 56億円 | 0.59億円 | 1/38位 |
| 屋根工事業 | 137者 | 33億円 | 0.24億円 | 3/47位 |
| さく井工事業 | 23者 | 18億円 | 0.76億円 | 8/47位 |
| 板金工事業 | 40者 | 8.41億円 | 0.21億円 | 9/44位 |
| 左官工事業 | 69者 | 4.76億円 | 0.07億円 | 2/45位 |
| 金属製屋根工事業 | 6者 | 1.79億円 | 0.3億円 | 34/47位 |
| ガラス工事業 | 2者 | 1.11億円 | 0.56億円 | 17/31位 |
※ 施工地ベース(会社の所在地ベースではありません)。完成工事高は工事種類「計」×「元請」で絞った値で、下請分は含みません。大分類の見出し(総合工事業・職別工事業・設備工事業)は内訳の合計にあたるため、この表では除いています。標本調査の復元推計のため、内訳を足しても大分類の値とは完全には一致しません(2026年9月の実測で、差は業者数が最大3者・0.79%以内、完成工事高が最大4百万円・0.01%以内)。全国順位の分母は、その業種で業者数が1以上の都道府県の数です。
出典:建設工事施工統計調査(国土交通省、2024年度)
不動産取引件数は2025-Q4時点で全国3/47位です
神奈川県の不動産取引件数は2025-Q4時点で4,798件でした(前四半期比-6.2%)。データが7四半期程度と短いため、長期トレンドとしてではなく直近の動きの確認に使ってください。内訳は宅地(土地)901件・中古マンション等1,893件・土地と建物2,004件で、土地と建物が最も多くなっています。平均取引価格は5,023万円で、同じ四半期の全国平均4,157万円と比べると+20.8%です。この統計は宅地(土地)・中古マンション等・土地と建物の3区分で、新築か中古か、あるいはリフォーム需要かを区別できる粒度ではありません。既存ストックがどれだけ動いているかの目安として見てください。
神奈川県 不動産取引件数の推移
| 物件種別 | 件数 | 平均取引価格 |
|---|---|---|
| 宅地(土地) | 901件 | 5,377万円 |
| 中古マンション等 | 1,893件 | 3,289万円 |
| 土地と建物 | 2,004件 | 6,503万円 |
※ 直近の四半期は国交省側の集計が途中であるため、実勢より少なく出ます。本ページのグラフ・数値は集計が完了している四半期のみを表示しています。全国平均価格は同省「不動産情報ライブラリ」の全国表の値です(都道府県別の合計・加重平均と一致することを確認しているため、そのまま比較に使えます)。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ
関東ブロック内では神奈川県は2/9位です
神奈川県が属する関東ブロック(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・山梨県・長野県)の建設投資(出来高、2026-07時点)を比較すると、神奈川県は2位/9県中でした。同一ブロック内は同じ月・同じ統計のため、単純に金額で比較できます。
関東ブロック 建設投資(出来高)比較
出典:建設総合統計(国土交通省)